ありのままブログ

ニューヨークを拠点に刺激あふれる世界で、日々感じたことをブログを通して表現

映画館で「風の谷のナウシカ」

8月の「天空の城ラピュタ」に続き、NYで開催されている「Studio Ghibli Fest 2017」に行ってきました。今回はジブリ映画の中でTop3に入るであろう「風の谷のナウシカ」でした。

 

johnsons.hatenablog.com

 

今回の映画も3日間のみの限定開催で、日によって、吹き替え版か、サブタイトルか選べます。日本人としてはもちろんサブタイトル版(日本語オリジナル)を選びました。が、しかーーし、なんと映画館側が取り間違えたか英語版で見ることに…。

 

ジブリ映画は深い思いでがあるので、正直日本語で見たかったですが、致し方ありません。

 

前回同様、本編が始まる前に各国の短編アニメが放送されていました。前回と同じく韓国の会社が作ったものが評判が良かったように思います。評判?と疑問を感じた人がいると思いますが。もちろん、アンケートなんて取っていません。アメリカで映画を見ると、観客がいちいち突っ込みを入れたり、大笑いしたりと、その場で作品に対する評価がなんとなく伝わってきます。これが日本で映画を見るのと違って、作品を共有している感覚が本当に好きです。日本ももう少し感情を表に出すと良いのに…。

 

映画の中では、ナウシカは不思議な力を持ったお姫様と言う風に描かれていますが、ナウシカはリーダーの塊のような人だと思います。本当に本当に優しく、たくましい心の持ち主で、自分の信念のもと、また皆の為に、まっすぐに前に進んでいくヒーローです。その背中を見た、歴戦の戦士(風の谷のおじいちゃんたち)にも認めれら、何かあれば「姫様~~~~~」と声がかかる。素晴らしくないですか?

 

自分の立場に置き換えてみてください。会社の歴戦の強者である、上司達に「助けてくれ~~」と声がかかる事があるでしょうか。

 

ナウシカはどこか異常で、危なっかしさがあります。自分を大切にしていないのではないか?と思うシーンも何度もあります。また、喜怒哀楽も激しすぎます笑

 

だから強くひきつけられるのだと思います。異常なまでの優しさ、強さ、行動力、探求心。なにもかもが普通でない。現代の生活にこんな人がいたら、強大な魅力で皆が魅了されることでしょう。こんな異常なリーダーって良いなって思います。上司になったらどんなんだろ?怖いかな?

 

冷戦さなかに作られ、恐らく核戦争後の世界を描いた映画。皆が、虫と森の毒と戦い、それらを忌み嫌う世界で、ナウシカは一人だけ腐海が存在する意味を探し求め、真理に辿り着く。忌み嫌われた森は、汚れた地球の土や水を浄化し、虫はその森を守っていた。

 

必要でないのは人間なのか?と考えながら映画を見てました。

 

 

「風の谷のナウシカ」は刺激的なシーンが多いうえ、映画に込められたメッセージも強い。宮崎映画の中では少し毛色が違う内容だと思います。笑いも少なめで、全体を通してどこか悲しい映画です。

 

さー楽しかった!本当に良い映画でした。ジブリを映画館で観る機会は本当にないので、次回の「千と千尋の神隠し」も楽しみです~~~!!!

 

ではー!

 

 

 

映画館で「天空の城ラピュタ」

先日スタジオジブリの「天空の城ラピュタ」をなんと映画館で見てきました!!海外にいると、ジブリ作品はお金を出しても見ることがなかなかできません。オンラインではほぼ見つける事が出来ないからです。

 

下記の記事がたまたま見た日系の新聞に載っていたため、早速行ってきました!記事にあるように6月から始まっていたようで、トトロと魔女の宅急便を見逃してしまった…。

www.ghiblifest.com

まさか大好きな宮崎映画をもう一度映画館で観れるチャンスが来るなんて思ってもみませんでした。しかもラピュタ!日本では地上波で何度か放送されていましたが、海外が長く、見るチャンスがなかったので、本当にありがたい。

 

Yahooニュース?か何かで、ラピュタが放送される度に「バルス」が話題に上っていました。今回はアメリカ人ののりで、「バルス」と叫ぶ人がいるんじゃないかな?と少し期待。

 

アメリカの映画館は、週末で有名な映画でない限り、いっぱいになることはほぼありません。今回のラピュタもアジア人を中心に各人種の方が来ていました。大体1/3ぐらいが埋まっているイメージだったんで、火曜日にしては人が入っている方だったんではないでしょうか。

 

ジブリの映画と言うこともあって、予告もアニメの短編映画や超短編のアニメが何作か流されていました。日本と違い、アメリカは観客の反応が大げさなぐらいなので、一緒に見てるこっちも何故か楽しくなってきます笑

 

実際に映画が始まって数分、シータが空から降りてくるシーン

何故か涙が溢れ出しました。鳥肌も凄いし。

 

登場人物みんなキャラが立ってるし、喧嘩のシーンにしても笑いが起こるような構成になっていて、ほんとに子供向けにしっかり作られた映画だなと。更に、大人が見ても本当に楽しめる最高の映画じゃないかと思いました。この壮大な映画を後ろからしっかり支えるのが久石譲が作った音楽。ほんと素晴らしい。

 

とうとう映画終盤の例のシーンが近づいてきました。アメリカ人は結構笑ったり、映画に突っ込み入れたりしてたので、「バルス」の期待が膨らんできました。場内の雰囲気を読み取って、「バルス」と声を出して言うことに決めました!

 

そのシーンがやってきました。

 

 

 

「バルス」

 

 

予想に反して、そして恥ずかしながら声に出したのは1人だけでした…。

恐らく、アメリカ人は日本の流れを知らなかったらしい…。残念。

 

そして終演

 

今月9月には一番好きなナウシカが上映されるので、何としても見に行ってきます!そして、10月には千と千尋。ジブリ祭り楽しんできます~!

 

反骨精神と川久保玲@Met~~ファッション業界の今

先日NYのメトロポリタン美術館で行われている川久保玲(コムデギャルソン)の特別展「Rei Kawakubo/Comme des Garcons Art of the In-Between」に行ってきました。

 

川久保玲と言えば、世界のファッション常識に風穴を開けた日本が誇るデザイナーです。既存の価値観を破壊し、新たな価値観を創造したデザイナーの展示は本来保守的なMetではなく、前衛的なMoma(NY近代美術館)の方が相応しい気がしました。しかし、Metで行われたということは、ギャルソン創設以来約40年の間に大きく認められたということでしょうか。 

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 展示場ではこのような彼女の過去の作品が9セクションに分かれ展示されています。場内の内装も川久保さんが考えられたそうで、御年74歳になられた今年も精力的に活動されています。

  

上の写真の作品を見てください。これだけ複数の生地を使用し、更に立体的な仕上がりにしたことには本当に驚きました。自分の服を選ぶときを想像してみてください。あまり複数の色を取り入れないのではないでしょうか。それは、色が混ざりすぎて収まりが付かなくなるからです。特筆すべきが、パターンの多さです。これだけ多くのパターンを使用して、立体的に服を作る。これは恐ろしく、手間暇がかかった作品だと思います。色や生地の質感などを考えて、最良の組み合わせを考え出す力、そしてこれを作ろうと思うアイデア。ほとんどの人は作ろうと思っても、道半ばで挫折すると思います。しかし、彼女はこれを作り上げました。

 

世界に認められたのは、このアイデア、作品に対する情熱、そして強い心を持っていたからではないでしょうか。 f:id:johnsons:20170906044554j:plain

 この作品を見ると恐らく、批判する人も出てくると思います。理由は単純に、既存の服とはかけ離れすぎていて、よくわからないからではないでしょうか。

 

2011年8月25日のウォールストリートジャーナルのインタビューでこのように答えています。作品に対して「よかったですね」「綺麗だったですね」と皆から評価を受けたら、不安で仕方ないです。そんなにわかりやすいものを作ったのかと、自己嫌悪に落ちってしまいます。

 

今回の展示の題にあるように、彼女は2つの概念の間を問うよな、今までにないものを追い求めてきたのではないでしょうか。彼女は新しものを追い求め、その探求心から実際に新しいものを創造してしまいました。その結果、コムデギャルソンは大きく成長し日本を代表するブランドまでのし上がりました。

 

彼女が成功したのは、既存の概念に縛られず、自分が理想とするものをとことん追求したからではないでしょうか。

 

現在の日本のファッション業界、または世界のファッション業界はどのようになっているのでしょか。あまり知られていないですが、どうやら衰退を続けているようです。1991年の日本のファッション業界の売上が15兆円だったのに対し、2013年には10兆円まで下がってしまっています。

 

この大きな原因が、H&M、ユニクロ等のファストファッションが大量生産を武器に価格で勝負をしてきたからです。大量生産すると、そこには大きな在庫リスクが発生し、出来るだけシンプルで販売しやすいものを生産するようになります。そして、世界中で着られている服の同質化が始まります。

 

日本のお店を周っていて、どこも同じものばっかりだなと思った事はないでしょうか。大量生産で安く作ったは良いが、売れ残っては元も子もないということで、無難な商品しか作らなくなってしまいました。

 

川久保玲さんの想いとは裏腹に、今のファッションは同質化の一途をたどっています。そして衰退していく産業となってしまいました。

 

コムデギャルソンの道を行くことが成功への道とは思いませんが、同質化ではない別の道を模索する必要が出てきているのではないかと思いました。

橋本羽鳥8/21(憲法9条に関して)

政治的なことを書くことはあまり好ましくないと思っていますが、凄い違和感を覚えました。

 

今回の橋本羽鳥の番組では、コメンテーターがある議題に対して自分の意見を述べ、その意見がどれだけ聴衆に共感を得れるかと言った内容です。リンクを張りたいですが、調べてみてください!

 

橋本羽鳥の番組8/21

コメンテーター

橋本徹

木村太郎

小島慶子

ひろゆき

カンニング竹山

 

番組中盤、「北朝鮮とアメリカは戦争になる?」と言う題目に対して、一番の票を得たのがカンニングの竹山さんでした。他4人の名だたるコメンテーターが55点前後であるのにも関わらず、竹山さんは下記の論調で78点の断トツの得点をたたき出しました。

 

竹山さんの論点

 

「日本は唯一の被爆国であり、どこの国も保有していない平和憲法である憲法9条を有している。日本が持てる武器はこの憲法9条であり、平和憲法を武器に外交努力をすべきだ。」

 

 

言葉をきつくするようで、大変恐縮ですが、この内容が高得点を出すのは、日本国民が勉強不足すぎで、平和ボケしすぎなのではないかと思います。

 

皆さんは、日本が憲法9条を持っているから、他国は攻めてこないと思っているのでしょうか!?または、9条がなくなれば、日本は積極的に戦争すると考えているのでしょか。まず、戦争する際に相手国がどのような憲法を持っているかなんて気にしません。相手国を憲法ごと潰しに来ています。平和憲法を持っていようが、持ってなかろうが、ミサイルは落ちてきます。青信号を渡っていても事故に巻き込まれるのと同じ論理です。日本が戦争したくなくとも、アメリカが戦争を始めると、世界唯一の平和憲法に関係なく戦争に巻き込まれます。

 

北朝鮮の立場で言うと、平和憲法なんて甘っちょろい事を言ってる国なんて隙だらけで、簡単に潰せそうですよね。

 

そして、一番大切なことは、戦争に勝った方の勝ちです。日本が負けるなんて考えていないかもしれませんが、北朝鮮が日本にミサイルを落とし、アメリカが参戦しなかったら、負けるかもしれませんよ。

 

現在日本はミサイル防衛で国土を守ろうとしていますが、自衛隊には敵地攻撃能力(武器)がありません。ミサイルが発射されてから迎撃する能力はありますが、ミサイルの発射台を攻撃する手段は皆無です。何故なら憲法9条があり、戦争を望まない国は、他国に攻撃なんてしないからです。

 

本当に殺し合い(戦争)が始まった時に、平和憲法が何の役に立つのか。今すべきことは、戦争になってしまった時のための準備。その為に憲法改正が必要であれば、改正しないといけない。戦争がはじまり、国民に多数の犠牲が出た時に、初めて平和憲法の無意味さと、自衛隊の無力さを嘆いても仕方ありません。反対していたのは我々国民です。自衛隊は悪くありません。自衛の部隊であって、軍隊ではありません。無力に気づいてから武器を配備するにも最低数週間必要でしょう。その数週間の間、日本の大都市はミサイルで粉々にされるでしょう…。

 

戦争には反対ですが、戦争に巻き込まれ、無駄に死ぬのは御免です。戦争が起こって初めて気づいては遅いのです。

 

と、そこまで言いましたが、実際北朝鮮が戦争を仕掛ける事はほぼないと思っています。何故なら自殺行為だからです。中国がアメリカに対して、条件付きでアメリカの報復攻撃を認めました。要するに、北朝鮮がアメリカを攻撃し、それに対してアメリカが報復するのではあれば、中国は手出しをしないと約束しました。

 

現在孤立しているのは北朝鮮です。

 

今回伝えたかったことは平和憲法を持っている事と、他国が日本に攻め入ってくることは別問題だということをしっかりと認識してもらいたいと言うことです。そして、その上で、今本当に何が必要なのかしっかりと国民が考える必要があると思います。

 

知識があまりないので、間違えてることも多々あると思います。お手柔らかに…。

 

 

 

 

 

 

 

 

Sleep No More (NYの体験型演劇)

先日新しい形態の演劇「Sleep No More」に行ってきました。

mckittrickhotel.com

 

シェイクスピアの名作「マクベス」の演劇がNY「Mckittrick Hotel」で行われています。多くの人がブログで詳細をまとめているので、ここでは簡単にそしてぶち当たる可能性がある問題点に絞って書いてみます。

基本情報

基本的には演者は言葉を発することはありません。そして観客はお面をかぶり、話すことを禁じられます。上演中はかなり長距離を歩くことになります。昨日の万歩計は15000歩でした。

 

何が特別か?

複数の演者が全部で7階?あるホテルの至る所に出没します。そして演者達は場所を移動しながら物語が進んでいきます。観客は、好きな登場人物を追いかける形で進んでいきます。人気がある登場人物や、目立つ人物にもかなりの観客が追いかける形になります。しかも、登場人物は突如全速力で走りだしたり、階段で別の階に移動したりするので、見失うことも度々。

 

醍醐味

ミュージカルなど普段は遠く離れた舞台の上での演技を見ることしかできません。しかし、Sleep No Moreでは演者との距離がほぼありません。ぶつかる事もあったり、倒れる演技をした演者に対して、本当に倒れたと思い込んで応急処置をしようとした人もいるようです。普段見ることができない表情の微妙な変化、本気で演技に打ち込んでいる真剣な眼差し。こんな迫力のある劇は今まで見たことがありません。

 

何人の登場人物がいたか定かではありませんが、どの演者がどの役を演じているのかの謎解き的要素もあります。題材はマクベスなので、私はマクベスを追いかけましたが、正直どれがマクベスなのかなかなかわかりませんでした。

 

大失敗

下調べほぼ0で行ったので大失敗。後で知ったのですが、通常は入場から終演までの間に3回同じ場面が繰り返されるようです。通常はその3回の間にできるだけ多くの場面を見るか、好きなキャラクターを追いかけるかするようです。それを知らなかった私は、これはもしかして謎解き?迷路?だと勘違いし、出口を探すようになってしまいました笑

 

ふと気づいたのが、体験型ということで、演者に選ばれた観客は個室に連れていかれることがあります。その後1分ぐらいで出てくる人もいれば、出てこない人もいます。出口を探していたこともあり、それが唯一の出口だと勘違いしました。演者に選ばれた人だけが外に出れる。選ばれる為にはどこで何が起こって、どのタイミングで演者が人を指名するかを理解して、外に出る脱出ゲームだと思ってしまいました。

 

結局攻略できずに、入口から外へ…。実際は攻略も何もなく、3回の演技が終わると、普通に終了するようです。知らなかった…。終わる前に入口から出たので、人混みの中をもみくちゃにされずには済みましたが…。次回行かれる方は、是非最後まで体験してみてください。そして、どのように終わるのか教えてもらえると幸いです。

 

最後に

先日はメキシコのカンクンでぶっ飛んだ経験をしてきた所ですが、今回の体験型演劇も本当に新しい新鮮な体験でした。体験型と言うのが本当に楽しくて、自分の流行になっています。また次回何か体験してきます!

 

johnsons.hatenablog.com

 

 

 

イノベーション

Mazda究極のエンジン

news.yahoo.co.jp

 

新エンジン自体の理論はそもそもあったようで、当時大手各社がこぞって研究に取り組みましたが、結局マツダ以外の会社はすべて撤退。しかしマツダだけは諦めずに研究を重ねた結果今回のイノベーションにつながったわけです。言葉にするとなんて簡単笑

 

どの産業、どの分野であってもイノベーションの可能性は大いにあると思います。「こんなものがあればなー」と言う部分を実際に商品化できればイノベーションにつながるわけです。しか~~し、それが難しい。イノベーションの可能性を実際の商品まで落とし込む事は、本当に難しい。豊富な資金があればある程度は可能なのかもしれない、それでも必ず壁にぶち当る。それを乗り越えた先にイノベーションがある。日本の会社がこんな素晴らしい発明をしたことを心から誇らしく思います。新型エンジンを開発した現場のスタッフはもちろん、諦めずに最後までやり抜いた経営陣も本当に素晴らしいと思います。

 

死ぬまでの間に何か1つでもイノベーションを起こせるようにしてみたいものです。

 

 

 

 

 

これまでの旅行とカンクン(メキシコ)での体験

全然誰も見てないと思いますが、最後の投稿から1年半以上も過ぎてました笑

継続できなさそうですが、まーゆるりと。

 

今回はみんな大好き旅行に関して書きたいと思います。高校大学時代には、海外、国内と、旅行をほんと楽しんでたように思います。何が楽しかったかと言うと、普段の生活と明らかに違う体験だったのかなと今は思います。

 

現実逃避とはよく言ったもので、現実から逃避し、パラダイスへ行く。

これは間違いなく楽しいですね。

 

しかーーーし

 

社会人になり、海外出張が多くなってきました。出張と言えば聞こえが良いかもしれませんが、実際は最悪。仕事場所とホテルの往復。移動中に突然、観光地が出現。もちろん、そのまま素通り。昼食はサンドイッチを食べる。せっかくの夕食も、時差ボケと残った仕事が頭に。そして出張終了。

 

こんな時間の過ごし方とは言えど、その土地の人に触れ、風土に触れ、少しは旅行を味わえるわけです。そんなことを繰り返しているうちに、どの街に行っても景色、人種、言語が違うだけで、それほどの違いを感じなくなり、感動することも少なくなっていきます。

 

例えば、旅行中に初めて見た素晴らしい景色や造形物。2度目に見た時には、感動は少なくなっていると思います。

 

僕の体には、これの大規模Versionが発生中です。今まで行ったことのない都市に出かけれも、恐らく1日もあれば興奮はなくなると思います。さー30代半ばにして困ったことになってきました。現実逃避の最大の手段である旅行が楽しめない。息抜きできないではないか!!

 

新しい旅行を求めて検索していたところ、リゾートや自然に触れ合うような旅行へはほとんど行っていないことに気づき、早速2つの候補地に絞りました。

 

①メキシコ カンクン

 

②アメリカ アンテロープとグランドキャニオン

 

何やかんやで、結局メキシコのカンクンへ行くことに。

 

未体験=現実逃避

 

と言うことで、未体験やりました!

 

初日:洞窟でのシュノーケリング@グランセノーテとドスオホス

その名の通り、洞窟でシュノーケリングです。カンクンは恐ろしく綺麗な湧き水スポット(地下水脈)が多数あります。

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写真はガイドしてもらったアクアプリさんのサイトから取ってきたものです。

aquappli.com

 

水が綺麗なだけではなく、太陽光線が青く光り何とも言えない景色を醸し出しています。そこを素潜りしたり、実際に洞窟を探検したりします。洞窟なので、もちろん蝙蝠たちもうじゃうじゃ笑

最近はどこへ旅行へ行っても楽しめない僕が、3泊4日の旅の初日で最高に感動しました。そして、「今日このまま帰っても良いぐらい大満足だ」としきりに言いながら大はしゃぎしてました。

 

2日目:ジンベイザメと海で一緒に泳ぐ笑

 

そのまんまです。僕は大阪出身で海遊館へは小さな時からお世話になっていました。下記の写真は海遊館のジンベイ。巨大です笑

世界では最大で13.7Mが発見されたみたいです。

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正直メキシコに行く前までは、怖くて全く行く気になれませんでした。13Mのサメと一緒に泳ぐなんて想像できますか笑?いや、どう考えても無理でしょう。

 

1日目にガイドして頂いたのが、アクアプリのオーナーさんでした。そして、ジンベイと泳ぐのは怖いか?と聞くと、「かわいいよ♡」と返してくる笑顔にやられました。

 

そして行くことに。

 

実は船に乗る直前まで、本当に船から降りれるか?降りてもあんな巨大生物に近づけるか?パニックにならないか?ってことをずっと話していました。ほんと怖かったです。

 

実際は、船が小型船で、ジンベイが出たという情報が入ったら、全速力でその地点へ向かうため、着いた頃には船酔いにやられ、意識が朦朧。

 

どうやら到着したようで周りを見てみると、恐ろしい数のジンベイがそこらじゅう。大体60匹ほどいたらしいです笑

 

完全に当初の想像を超えた世界が…笑

エイリアンの大群??

 

しかもエンジンを止めると、船の揺れは5倍ぐらいに。そんな中説明が始まり、自分の番になった時には、船酔いのせいか、一刻も早く船から飛び降りたい気持ちでいっぱいでした。

 

一回目は大パニックでどうしたら良いのかわからないまま終わりましたが、自然と怖さはなくなりました。そして2回目。目の前に巨大なジンベイ。しかもゆっくりと泳ぐのでかなり長い時間一緒に泳ぐことができました。

 

これが2回目に取ったビデオのキャプチャー画像

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正面を向いているジンベイの横にもう一匹

後ろにももう一匹いるのかも

 

そして3回目の挑戦

 

この時のジンベイが恐ろしくでかいジンベイでした。さらに並走時間も一番長く、最高のビデオがとれていたはずです。

 

しかーーし!この時撮影したビデオはファイルはあるものの、壊れて再生できません。色々と方法を試しましが…。無理でした。残念すぎる。この時の光景が目に焼き付いて薄れていく感じは今はありませんが、恐らく消えてなくなり何が現実だったのかわからなくなるはずです。残念。

 

この後の昼食は救命胴衣をテーブルに青い海と白いビーチが見えるまさに海の中で頂きました。味はさておき、この時のランチは史上最高でした。絶対忘れません。

 

が、画像は史上最低でした笑

コカ・コーラの広告をするつもりはなかったのに。

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初日があれだけ最高だったことが嘘のように、ジンベイは更に上の体験(興奮)でした。

 

今の不安は、どの街に行っても楽しくなかった僕が、体験系の最高の2つを知ってしまったのではないか?もう興奮しないのではないか?と言うことです…。

 

簡単に書くはずが…長くなった。

日本の物質的豊かさと精神的豊かさについて

日本は果たして本当に豊かなのだろうかと言う論争を最近耳にすることが多い。大抵の論点は物質的には豊かであるが、精神的には豊かではないと言う流れである。海外を知らない日本人からすると、的を得た内容に思えるのではないだろうか。海外と本当の意味で比べてみると、本当にこの論拠が正しいと言えるのであろうか。

 

物質的な意味で言うと、日本は世界のトップを走る国であることは間違いない。言うまでもなく、世界のありとあらゆる製品を購入することができ、国民に購入するだけの財力もある。では、精神的にどうか。よく謳われるのは、世界の国々は休日が多く、家族や友達との時間を大切にする環境が整っている。結果、精神的にも豊かであれると。しかし日本国民は労働力または時間を犠牲にして、会社の為に時間を割いてきた。その結果、私生活に割く時間がなく、精神的に豊かになれない。

 

上記が所謂一般的な日本人の豊かさに関する論拠の流れである。私はこの流れが正解ではないと思う。まず、国家的に連休を作る取り組みが行われ、ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、お盆休み、年末と4回の大型連休がある。これにより、家族、友達と過ごせる時間が大きく増えている。海外のほとんどの国は大型連休があるのではなく、有給を使って連休が取れる環境があると言うだけである。更に、日本では有給を取れない環境から、とらないといけない環境への転換が行われている。連休がある上に、海外並みの有給を取れる環境に移行しようというのである。

 

さらに海外の生活レベルと圧倒的に違うのは教養などの人間力である。例えば、日本の大型電気店等知識を必要とする場所でのサービスと知識のレベル。アメリカで電気製品を購入する際、間違った情報を伝えられることは度々あり、その為か返品がかなり簡単にできるようになっている。また、地震で大きく報道された、周りの人のことを思いやる気持ち。これらを加味すると日本の精神的豊かさは世界トップレベルにある。

 

しかしながら1点だけ危惧されるのは、日本が豊かすぎるが故の、精神的乏しさである。日本のレベルは何をとってもこれ以上ないというレベルまで来ている。しかしさらに上を目指すが故、またそれが普通だと思う顧客が居る為に、店長を土下座させたり、モンスターペアレントという問題が出てきている。これも豊かであるが故の副作用ではないだろうか。

 

日本の物質的、精神的豊かさは両方において世界と比べて間違いなく世界のトップレベルにある。しかし、トップを走るが故、ほかの国にない弊害も出てきている。こういった弊害に、どのように対処していくかがこれからの日本の豊かさに大きな影響を与えるのではないだろうか。

生きる目的

ほとんど誰も見てないブログですが、まー書いていきます!ほんとに自分のために書いているようなものなので、広めようとも思いませんが、見てもらえたら嬉しいです。ぐらいの気持ちで書いてます。

 

ふと生きることについて考えることがあります。今や人口が70億人突破(自論)した世界で一人の人間の価値なんてそれほど大したものではない気がします。1人の人が一生のうちに関わる人間の数も1000~5000人ぐらいですか?そんな中、ジョブスのように世界に影響を与える人もまれにいます。それは例外的な話であって、一般論ではありません。

 

ではどんな目的の為に生存するのか。僕の答えは単純です。目的は単純に子孫(DNA)を残すこと。これだけです。友達と会ったり、恋をしたり、はたまた仕事で失敗して嫌な気持ちになったりしますが、本質的には人間は子孫を残す為に日々生活していると思います。

 

人間は考える生き物で、無駄なことを考えすぎる。いくら考えたところで、生存目的は子孫繁栄です。それとは別に、自分の中の生きる意味を探せば良いのではないかと思います。それぞれが自分なりの人生の設計図や歴史書を持って活動しています。小さな枠組みとしての生きる意味がみな同じはずではない。

 

仕事に喜びを感じる人もいれば、仲間と過ごす楽しい時間、家族との時間。感じ方は色々。子孫繁栄を大前提として、自分なりの生きる意味を模索することが人間にだけ許された秘密の楽しみなのではないでしょうか。考えることを許された人間ができる神に対する些細な反抗?

 

とりあえず、僕個人の生きる意味をだらだら定義してみます。

現時点で感じる生きる意味は楽しいことをすること。でも、表面的に楽しいふりをするわけじゃなくて、誰かとご飯を食べたときに深い繋がりを持てたと感じるとき。深い話ができたとき。嘘の笑顔ではなくて、本当の笑顔が見れたとき。そして、自分自身も心の中から笑ってる時。帰りたくないなと思える時。

 

何もせずに棚からぼたもち的な成功を得ると、自分自身をダメにする。仕事で苦労して成功した時にこそ、嬉しさがあふれる。何かを成し遂げたときに認められて嬉しくなる。

 

マズローみたいな話になってきましたね。欲求と生きる意味が密接に関わってるのでしょう。欲求を満たすことに喜びを感じる。喜びの為に生きていく。ということなのかもしれません。

 

お笑い芸人のゴルゴが先日面白いことを言っていました。夢を実現するにはどうすれば良いのか。夢を追いかける途中で壁にもぶつかる。そんな時人は弱音を吐く。そしてこの「吐く」という漢字は口偏に「+」「-」と書く。成功する人は自分の口から出る言葉の中からできるだけ「-」部分を減らしていく。「吐く」という漢字から「-」を消すと、なんと「叶う」という字になる。夢をかなえるためには、弱音を吐かず、努力して前に進むべし!ということですね。

 

生きる意味の1つになり得るものとして、夢を実現するということがあるみたいですね。これに関してはまた次回書こうと思います。

 

取り留めもない内容ですが、纏めると、人間の生存理由は種の存続である。しかし人間は思考能力があるので、種の存続以外に自分たちの生きる意味をそれぞれに定義が可能。ってとこですか。

 

また、生きる意味に関して書こうと思います。

少し長く取り留めもない内容になってしまった。反省。

 

では。

johnson

影法師

二回目のブログ更新で書評になりますが、それなりに楽しんでください。

 

海賊と呼ばれた男を読んで以来、百田さんにはまってます。彼の作品を読むと毎回、作者が違うんじゃないかと思うぐらい内容が違う。読んだ作品の中でも海賊は第二次世界大戦前後の日本で活躍する出光佐三の話。この話は本当に心が熱くなるのと、本当の昭和の日本人を体現している気がします。疾風のマリアは昆虫を題材とした珍しい作品で、オオスズメバチを中心にうまくストーリーが展開しています。ダーウィンの進化論を以前に読んでいたので、非常に興味深い内容でした。モンスターは映画化もしましたが、美容整形を題材とした現代小説です。これらの作品だけを考えても、内容がバラバラで同じ作者なのか疑問に思うぐらいです。共通して言えることは、至る所に散りばめられた伏線が、拾い忘れられることなく、完全につながっていきます。圧巻な構成力に、そこから来る重厚なストーリー。ほんとうに面白い。

 

今回読んだのが「影法師」。設定は戦国時代が終わった江戸時代です。簡単に説明すると、下士である主人公と中士である竹馬の友との友情と信頼を書いた作品です。また、作品を通して、戦争が終わった当時の武士として生きることの難しさ、階級制度、学問等本当に充実した内容です。その中でも現在の人が失いかけている、家族、家系に対する思いがしみじみと伝わってきます。二人の友情を表現したいのはわかりますが、表現するために用意された周到な伏線、人物設定、時代設定。これらを本当にうまく使い最高の作品になっています。今年のTop3に入る本ではないでしょうか。

 

では!

johnson

 

 

 

 

 

ありのままブログスタート!

今まで別のブログをしていましたが、ここではありのままの自分を表現するために新しくブログを開設します。独り言のようなブログにしようと思います。もともと頭も良くないので、言葉使いや、細かな表現の間違いは多めに見てあげてください。

 

そんな僕を通してみる世界は皆さんの目から見て果たして面白いのか面白くないのか楽しみです。

 

書いていく内容は、取りとめも無い日々のこと。映画や読んだ本の内容、見聞きした事、食べたもの、体験したこと等。まさに「The日記」。今から題名を変更しても良い位ですね。

書く動機は将来の自分のための記録。だから独り言のようなものです。皆さんにも楽しんでもらえることを期待してます!

 

では。

 

じょんそん